看護学生の私がうつになりました

うつは突然前触れもなく悪化します。今思えば悪化する前に現れてた症状は沢山ありました。うつになるまでの経過と症状をお伝えします。少しでも皆様のお役に立てれば幸いです

2.精神疾患の患者さんの気持ちが痛いほど分かった、3年の夏

金曜日の間、ずっとスマホでそんなことばかり調べていました。



そしてAmazonで新人看護師の心得、新人看護師の人間関係、みたいな本を買い漁り眠りにつきました。





そしてその夜。






いつもと同じように眠りにつこうとした時、急に動悸と強い不安感が私を襲いました。パニック発作のようになりました。





いつもと同じように眠りにつこうとしただけなのに、一瞬何が起こったか分からず、あまりの恐怖に明け方だったにも関わらず飛び起きていても立ってもいられなくなり居間をウロウロしたり、なぜが靴下を履いたり、シャワーを浴びたりととりあえず落ち着くために行動をしました。



急に頭のネジが外れたように何も考えられなくなり本当に怖かったです。





例えるならば、人生がかかっている大事な大事な記録や書類を家に忘れて来たことを地下鉄の中で気付く、または人生がかかった試験がある日に大寝坊したことに気付いた時みたいな感覚が眠ろうとリラックスしてる時に急に現れた感じです。


少し想像つくでしょうか…。





当時家に1人で、もうとにかく怖くて怖くて眠れませんでした。恐怖のあまり笑い声や虫の羽音の幻聴まで聞こえ始めました。





自分が自分では無い感じでした。鏡をみても自分なのかよく分からない、頭が働かず頭の中にボヤボヤとした霧がかかっているみたいでした。





当時統合失調症の患者さんを展開していたこともあり、私は真っ先に統合失調症の急性期ではないかと思いました。




もしそうであればこれから辿るであろう統合失調症の病期についても知識があることで余計に不安になりました。

(何かおかしいと思い始める前兆期→幻覚や幻聴、暴力などが起きる急性期→やる気や自発性の欠如が見られる慢性期→徐々に自身を取り戻す回復期)






その後は統合失調症についてネットで漁りまくり、「この症状当てはまる、、」と余計不安になり眠ることができなくなりました。






ペットの鳥の小屋を自分のベッドの近くに移動させてどうにか眠っていました。恐怖心と不安から寝落ちする前に何回かハッと起きるのですが、結局眠気が勝ち、だけど3時間ほどしたら目が覚めて眠れないなど睡眠障害が出始めました